人は死ぬ時に、意外と死に方を選んでいます。

散歩中、街なかで誰にも看取られず突然死したら……

残された家族は、高齢なのに散歩に一人で行かせたことや、ここ数年仕事にかまけて正月くらいしか帰らなかったと罪悪感に苛まれたりすることが多く、よくご相談される内容でもあります。

さぞ心細い思いをさせただろうとか、おそらくほとんどの方が抱く印象と違うと思うので、私と亡くなった方との通じ方を会話形式で表現してみますね。

亡くなったOさんを看取れなくて後悔していたAさん

ご相談者が泣きゞ話されていると、亡くなられたOさんが近くに寄ってきました。

お聞きの通り、死に目に会えなくてごめんなさい、と苦しんでらっしゃいますが……
故Oさん
ほら、家で死んだら警察とか大ごとになっちまうから。
知らない人の中で死ねば色々処置が終わって、Aさんには病院にきてもらえれば十分だったんだよ。
わかりました。
そのようにお伝えします。

お父様を亡くしてひどく落ち込んでいる娘さんとの相談では

娘さん、仕事辞めちゃいそうな勢いで落ち込んでらっしゃいますが……
故お父様
忙しく頑張ってるから、手を煩わせたくなかったんだよ。
だから、外で誰かに救急車だけ手配してもらえば、他のみんなは仕事の内だろう⤴⤴︎
そんなライトな感じでしたか?!
故お父様
おう、元気出せって言っといてや〜

まとめ

人の常識では、畳の上で死ねないことや、家族に看取られないで亡くなることは不幸だといった感じですが、実際に亡くなった方達は、意外とそうでもないんです。

こんな風に、人は死に方を選んで逝っているんです。

霊的世界と人間世界の常識は違うので、生きている私たちには、いささか納得しにくい事もありますが、まだ生きてる人間が、亡くなった方を勝手に不幸だったと決めるのも違うんだなと教えてもらえる出来事でした。

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